韓国語で「終わる」「終える」を表現する際、どの単語を選ぶべきか迷う場面は多いものです。
本記事では、TOPIK初級から中上級を目指す学習者向けに「끝내다」「끝나다」「마치다」のニュアンスの違いを解説します。
それぞれのニュアンスと適切な場面を理解して、自然な韓国語表現の習得を目指しましょう。
韓国語「終わる・終える」끝내다・끝나다・마치다 比較表
| 単語 | 意味の焦点 | 主語 | 語源 |
|---|---|---|---|
| 끝내다 | 意図的に終わらせる | 人(行為者) | 固有語 |
| 끝나다 | 自然に・結果として終わる | 物・事象 | 固有語 |
| 마치다 | やり遂げる・完了する | 人(達成者) | 固有語 |
끝내다(クンネダ)

基本の意味
人が自分の意志で物事や動作を終わらせる他動詞です。
行為者が主体的に区切りをつける際、対象を「〜を終わらせる」という明確な意図を持つためです。
日常会話からビジネスまで幅広く使われ、仕事や対話、ゲームなどの対象に終止符を打つ際など幅広い場面で使われます。
「끝나다」との最大の違いは主語にあり、必ず「人」が行為者として文の中心に据えられるのが特徴と言えます。

例文
-
숙제를 끝내고 나서 친구를 만났다.
(宿題を終わらせてから友達に会った。) -
그는 결국 그 일을 끝내지 못했다.
(彼は結局その仕事を終わらせられなかった。)
끝나다(クンナダ)
基本の意味
物事や状況が、時の経過や自然な流れによって終了する自動詞です。人の意志とは無関係に、出来事そのものが主語となって「〜が終わる」という客観的な状態を表すからです。
授業や映画、会議、気象現象など、一定の時間が過ぎて幕を閉じる場面で頻繁に用いられます。「끝내다」と形が似ていますが、こちらは人が主語になると不自然な文章になるため注意しましょう。
例文
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수업이 끝나면 바로 집에 갈 거야.
(授業が終わったらすぐ家に帰るよ。) -
비가 끝난 후에 무지개가 떴다.
(雨が終わった後に虹が出た。)
마치다(マチダ)

基本の意味
設定された目標や一定の課程を、最後までしっかりとやり遂げる他動詞です。単に動作を止めるだけでなく、一つの段階を「完遂した」という達成感や完結のニュアンスを含むためです。
学業や訓練、式典といったフォーマルな場面と相性が良く、手順を踏んで完了させる対象に適しています。「끝내다」と同様に人が主語になりますが、より「最後までやりきった」という感覚を強調したい時に選びましょう。
例文
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대학교를 마치고 취직했다.
(大学を卒業して就職した。) -
회의를 마친 후 팀원들과 식사했다.
(会議を終えた後、チームメンバーと食事をした。)
まとめ
今回は「終わる・終える」を意味する3つの単語を比較しました。
自らの意志で終えるなら「끝내다」、状況が自然に終わるなら「끝나다」、課程を完遂するなら「마치다」と意識して使い分けてみてください。特に自動詞(〜が)と他動詞(〜を)の区別を明確にすることが、正確な韓国語を話すための最短ルートです。

