韓国語で「切る」を表すとき、깎다・썰다・자르다・베다 の違いに迷うことはありませんか。どれも「切る」と訳されますが、実際には切り方や対象によって使い分けが必要です。皮をむくように削るのか、食材を薄く切るのか、一般的に切るのか で適切な単語は変わります。この記事では、それぞれの意味やニュアンスの違いを例文とともに整理し、初心者でも自然に使い分けられるようにわかりやすく解説します。
韓国語の「깎다・ 썰다・자르다・베다」 比較表
| 単語 | 基本の意味 | 主な対象 | 切り方の特徴 | 日本語のイメージ |
|---|---|---|---|---|
| 깎다 | 削る・皮をむく | 果物・野菜・鉛筆など | 表面を削る・皮を取る | 削る・むく |
| 썰다 | 薄く切る | 野菜・肉・料理材料 | 包丁で薄くスライス | 薄切り |
| 자르다 | 切る(一般) | 紙・ひも・食べ物など | 一般的な切断 | 切る |
| 베다 | 刃物で切る | 草・木・敵など | 強く一気に切る | 斬る・切り払う |
깎다(カクタ)

「깎다」は、物の表面を削ったり皮をむいたりするときに使う動詞です。
特に果物や野菜の皮をむく場合によく使われます。また、鉛筆を削るときにも使われる言葉です。
日本語の感覚では、「削る」や「皮」をむく という意味に近い言葉として覚えると便利です。
使い方のポイントとしては、
- 表面を少しずつ削る
- 皮や外側を取り除く
- 形を整える
主にむいたり削ったりする場面で使う言葉といえます。そのため「깎다」は食材の調理でよく登場する動詞です。
-
사과를 깎아요.
(リンゴの皮をむきます) -
감자를 깎아서 요리했어요.
(ジャガイモの皮をむいて料理しました) -
연필을 깎았어요.
(鉛筆を削りました)
썰다(ソルダ)

「썰다」は、包丁などで食材を薄く切るときに使う言葉です。よって特に料理の場面で頻繁に使われます。
日本語の感覚では、「薄く切る」や「スライスする」と考えると覚えやすいでしょう。
使い方のポイントとしては、
- 料理の材料を切るときに使う
- 主に薄切りや細切りの切り方に使う
- 包丁を使うイメージ
そのため「썰다」はレシピや料理説明でよく登場します。
-
양파를 얇게 썰어요.
(玉ねぎを薄く切ります) -
고기를 썰어서 볶았어요.
(肉を薄く切って炒めました) -
김치를 잘게 썰어 주세요.
(キムチを細かく切ってください)
자르다(チャルダ)

자르다は「切る」という意味の最も一般的な動詞です。食べ物だけでなく、紙や布、ひもなど幅広い対象に使えます。日本語の「切る」に最も近い言葉として覚えておきましょう。
- 対象がとても広い
- 料理以外にも使う
- 最も基本的な「切る」
そのため、どの単語を使うか迷ったときは「자르다」をまず思い出してください。
-
종이를 가위로 잘랐어요.
(紙をはさみで切りました) -
케이크를 잘라 주세요.
(ケーキを切ってください) -
머리를 짧게 잘랐어요.
(髪を短く切りました)
베다(ペダ)

베다は、刃物などを使って勢いよく切る・斬るという意味の言葉です。
日常会話よりも、少し強いニュアンスがあります。
よく使う場面は、「草を刈る」「木を切る」「刀で斬る」です。
使い方のポイントとしては、
- 刃物を使う
- 力強く切る
- 文学的・説明的な表現
※베다は料理ではほとんど使われず、自然・戦闘・農作業などで使われる表現です。
-
도끼로 나무를 베었어요.
(斧で木を切りました) -
풀을 베고 있어요.
(草を刈っています) -
장군이 적을 베었습니다.
(将軍が敵を斬りました)
使い方の違いを整理
① 果物を扱う場合の違い
-
사과를 깎았어요.
(リンゴの皮をむきました)→皮をむく動作 -
사과를 썰었어요.
(リンゴをスライスして切りました)→食べやすいように薄く切る -
사과를 잘랐어요.
(リンゴを切りました)→単に切るという一般的な意味
② 刃物で強く切る場合
-
나무를 베었어요.
(木を切り倒しました)→刃物で勢いよく切る(木・草・敵) -
종이를 잘랐어요.
(紙を切りました)→一般的に切る
まとめ
最後に4つの違いを簡単に整理します。
- 깎다:皮をむく・削る(リンゴ、鉛筆)
- 썰다:薄く切る(料理の材料)
- 자르다:一般的な「切る」(最も広い意味)
- 베다:刃物で勢いよく切る・斬る
初心者はまず
- 料理 → 썰다
- 皮をむく → 깎다
- 一般的に切る → 자르다
この3つを覚えると、日常会話でほとんど困りません。そこに베다(斬る・刈る)を加えると、韓国語の「切る」の表現をより自然に理解できるようになります。


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