TOPIKを履歴書に書く方法|日韓別の書き方や何級から評価されるのかを徹底解説

韓国語の実力を証明する試験であるTOPIK。

韓国語学習者であれば、誰もが一度は挑戦を考える資格ですよね。

韓国語学習者の皆さんの中には、TOPIKを取得した後「履歴書に書いてもいいの?」と疑問に思う方もいるかと思います。

本記事では、TOPIK6級を取得し、現在韓国在住中の筆者の経験をもとに、日本と韓国の両国におけるTOPIKの履歴書の書き方と注意点や、職種による求められる韓国語レベルの目安について、分かりやすく紹介しています。

目次

TOPIKは履歴書に書いてもいい?

TOPIKは韓国語能力を証明できる資格

TOPIKは、正式名称を「韓国語能力試験(Test of Proficiency in Korean)」といいます。

その名前の通り、韓国語能力を証明する資格であり、韓国政府が実施している公式の試験のため、世界各国で使用できるれっきとした資格証明書なんです。

韓国での留学や就職活動を予定している方はもちろん、アルバイトの応募時でも、韓国語能力を証明する基準として活用されています。

また日本国内でも、韓国語が活かせる業種や地域での勤務や、韓国系企業への就職や転職において、韓国語能力を強くアピールすることができます。

そのため、TOPIKに合格したらぜひ履歴書に書くことをおすすめします。

TOPIKを履歴書に書く方法

日本の履歴書の場合

日本の履歴書に記載する場合は、企業や職場によって指定の様式や提出方法が異なることがあります。

まずは、応募先の企業や職場で指定の履歴書やフォーマットがないか事前に確認したうえで、履歴書を準備するようにしましょう。

また、手書きとパソコン入力で作成したものどちらでも可能である場合が多いですが、手書きを指定している企業もありますので、こちらも先に応募要項をしっかりと確認してから作成してください。

資格欄に書く例文

日本の履歴書に記入する場合、「資格・免許」の欄に記入しましょう。

取得年月は受験日ではなく、合格発表日(認定日)を記入します。

資格名は、正式名称である「韓国語能力試験」と書き、「TOPIK」を併記すると採用担当者にも伝わりやすくなります。

また、TOPIKは点数によって合否が決まる試験のため「取得」よりも「合格」と表記するのが一般的です。

資格欄には、できるだけ簡潔に書くことが大切ですので、詳しい韓国語力やスコアに関する内容などは、自己PR欄で補足する方がまとまりが生まれます。

韓国の履歴書の場合(韓国在住の方向け)

アルバイト採用 →   手書きで提出することが多い正社員採用 →   パソコンで入力作成後、オンライン提出または印刷して持参することが多い

韓国では、アルバイト採用の場合、日本と同様に紙の履歴書に手書きで作成して提出する場合が多いです。

履歴書用紙は、韓国国内のコンビニや文房具店、韓国の通販サイト「Coupang (쿠팡)」などで購入できます。

一方で、正社員採用では、読みやすさや情報整理が重要視されるため、パソコンで作成した履歴書をオンラインで提出したり、印刷して持参することが多い傾向にあります。

韓国の検索エンジン「NAVER (네이버)」で「이력서 양식(履歴書 様式)」と検索すれば、無料でダウンロードできる履歴書のテンプレートが見つかりますので、パソコンで作成する際に活用すると便利です。

また韓国においても、応募先の企業で指定のフォーマットがある場合には、募集要項に従って作成する必要があるため、事前によく確認しておくことが大切です。

資格欄に書く例文

日本と同じく「취득일(取得日)」には、受験日ではなく合格発表日(認定日)を記入します。

「자격증(資格証)」の欄には「한국능력시험(TOPIK)◯급」と書きましょう。

「발행처(発行元)」には、その資格証明書を発行した機関名を書きますが、「국립국제교육원」(=国立国際教育院)と記入すれば大丈夫です。

自己PR欄でアピールする例文

自己PR欄では、自身の韓国語レベルを具体的に伝えたり、韓国語学習への意欲や韓国文化に対する関心や熱意などをアピールできる項目です。

例①

TOPIK2級を取得しており、韓国語での基本的なコミュニケーションが可能です。語学学習が好きで、韓国文化にも興味があり、現在も韓国語の勉強を続けています。TOPIK5・6級(上級)の合格を目標として、来年には再度受験を予定しております。韓国人のお客様が来店された際には、韓国語を活かして積極的にコミュニケーションを取り、丁寧な接客に努めたいと思います。

例②

韓国語能力試験(TOPIK)の最上級である6級を取得しており、韓国語での円滑な意思疎通が可能です。日常会話だけではなく、より専門的なビジネス韓国語の習得を目指して、現在も学習を続けています。日本と韓国をつなぐ架け橋として、日韓双方の文化や考え方を考慮し、各言語を活かしながら業務に貢献したいと考えています。

例のように、「韓国語を業務でどのように活かしたいか」まで具体的に書くことで、採用担当者に志望動機が伝わりやすくなります。

応募先の企業や職種に合わせて内容を調整することで、より説得力があり、熱意がこもった自己PRになりますよ。

履歴書に書く際の注意点

TOPIKは有効期限がある!

TOPIKには有効期限があり、成績発表日から2年間となっています。

そのため、履歴書に記入する前に、取得年日を確認しておく必要があります。

期限切れでも書いてもいいか

基本的には、有効期限が切れたTOPIKの合格証明書も、履歴書に記載することができます。

ただし、正規職などの就職活動や大学などの出願では、各資格合格証明書は期限内のものを求められる場合が多いです。

また、企業によっては、募集要項に有効期限内の証明書が必要と記載されているケースもありますので、応募条件は前もって確認しておきましょう。

科目ごとの点数も書くべき?

科目ごとのスコアをアピールしたい場合は、点数を記載することをおすすめします。

特に、6級の場合は、高得点をアピールできる機会になりますので、ぜひスコアも書くとよいでしょう。

書く際は、自己PR欄や、備考欄に記入するのが自然です。

受験予定・合格前は書いてもいいか

TOPIKの受験予定がある場合や、受験後に結果発表前でも履歴書に書くことができます

実際に筆者も、TOPIK4級を保有している頃に、6級合格を目標に試験準備中だという内容を自己PR欄に書いたことがあります。

現在よりもさらに上級レベルの取得に向けて勉強中だということを、自己PRに追加することで、韓国語学習への意欲を採用担当者に伝えることができますよ。

TOPIKはどれくらい評価される?

評価されるのは何級から?

実際に、韓国語能力があると評価されやすいのは5・6級の上級レベルです。

そのため、履歴書にTOPIK5級や6級と書かれていれば「韓国語である程度の日常会話ができ、韓国語を使った業務にも対応可能である」と判断されることが多いです。

5・6級に合格した方は、韓国語を使って働ける人材として評価されやすく、大きなアピールポイントになりますよ!

履歴書に書けるのは何級から?

TOPIKは合格後、等級に問わず履歴書に書くことができます。

ただし、応募先の企業や職場、職種によって求められる韓国語能力はさまざまです。

TOPIK合格を記載しても、応募先が求めるレベルに達していなければ、十分にアピールにならないこともあります。

募集要項をよく確認し、必要な韓国語レベルの目安や、指定する等級の有無を事前に把握しておきましょう。

TOPIK1級だけでも書いていいか

等級に問わず、TOPIK1級でも合格した場合は履歴書に記載しても構いません。

「1級はTOPIKで一番低い等級なのに大丈夫かな」と思うかもしれませんが、むしろ学習意欲積極的に学ぶ姿勢をアピールできる機会になります!

実際に筆者も、日本のある観光地でサービス・販売系のアルバイトに応募した際、当時取得していたTOPIK2級を履歴書に記載して面接を受けたことがあります。

その結果、面接時に“韓国語が少しでもできる”という点を評価していただき、採用に繋がった経験があります。

高い等級でなければ書く意味がないということはありませんので、代わりに自己PRで学習意欲をアピールするなど工夫をしましょう。

職種による必要な等級

業種によって求められる韓国語能力はそれぞれ違います。

職種TOPIK等級の目安
飲食・接客・販売・観光1級以上(通訳枠は6級)
韓国企業(一般職)4級以上
日本語講師(韓国内)4級以上
韓国語講師6級
日↔︎韓 通訳・翻訳6級

外国人観光客が多く訪れる観光地周辺の飲食店や販売職などの接客業は、必ずしも上級レベルの韓国語能力が必要というわけではありません!

韓国語に全く触れたことのない人からすると、TOPIK1級や2級を取得し、韓国人のお客さまに積極的に挨拶と声かけができるだけでも大きな差と力になります!

一方で、飲食や接客業でも通訳という枠での募集であれば、6級が必要になる場合がありますので、募集要項をしっかり確認しておきましょう。

また、日本国内にある韓国企業への就職を希望する場合は、業務内で韓国語のコミュニケーションがある程度可能なレベルを基準としてTOPIK4級以上を求められるケースがよく見られます。

日本人に韓国語を教える韓国語講師であれば6級を取得していると有利です。

その反面で、韓国人に日本語を教える日本語講師の場合は、韓国語レベルよりも日本語を正しく教えられる能力がより重視される傾向があります。

そのためTOPIKの等級よりも、日本語教育能力検定など教育関連の資格を所持している方が有利になることもあります。

TOPIK全体の対策について

TOPIK全体で高得点を目指すには、各パートを個別に対策するだけでなく、試験全体を見据えた学習計画が重要です。

「どの順番で勉強すればいい?」「何時間必要?」「おすすめ教材は?」と悩んでいる方は、TOPIK対策をまとめた完全ガイドをご覧ください。

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まとめ

TOPIKは履歴書に書くことができる、韓国政府認定の資格証明書です。

そのため、語学力という一つのスキルとして、韓国ではもちろん、日本国内でも就職・転職活動やアルバイトとさまざまな場面でアピールすることができます。

また、TOPIKの等級に関わらず履歴書に記載できますが、採用担当者によりよい印象を与えるためには、自己PRなども含めて、伝え方を工夫して記入することが大切です。

就職・転職活動やアルバイト、韓国での就職や留学を予定している方は、TOPIKに合格したらぜひ履歴書に記載し、自分の韓国語能力をアピールしましょう!

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