韓国語に限らず、言語学習において最も重要なのは「単語力」ですよね。
文法や発音の練習をどれだけ一生懸命取り組んだとしても、単語を知らなければ自分が言いたいことが伝わらない場合もよくあるかと思います。
また、相手の話す内容を聞き取ることにも難しさが生じますよね。
そんな韓国語学習において重要な役割を担う「単語」ですが、単語帳は多くの出版社から出版されていて、その種類もさまざまです。
本記事では、TOPIK6級に合格した筆者がおすすめする単語帳を、レベル別に紹介しています。
単語帳の種類や、単語帳の選び方のポイントについてもひとつひとつ紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
韓国語学習に単語帳は必要?
韓国語学習を効率よく学習するなら、単語帳を活用するのがおすすめです。
単語帳には、単語だけではなく、関連語や対義語、例文、発音など、単語を覚えるために必要な情報がまとめられています。
特に初級〜中級レベルの単語は、日常会話の中でもよく出るような暗記必須の単語ばかり。
分からない単語をその度に検索するよりも、必要な単語を体系的に学べる単語帳を使う方が、効率よく語彙力を伸ばせます。
実際に筆者も、TOPIK6級を取得するまで、単語帳を使ってコツコツと学習を続けていました。
言語学習において、非常に重要な役割を担う「単語」だからこそ、単語帳で効率よく学習を進めるとよいでしょう。
単語帳はどのように選べばいいのか
自分のレベルに合ったものを選ぶ
単語帳を選ぶ際は、自分のレベルに合っているか確認するようにしましょう。
自分のレベルに対して難しすぎる単語帳を選んでしまうと、学習し続けることが難しくなり、挫折につながることも。
反対に、簡単すぎる単語帳は、語彙力アップになかなか繋がりません。
書店などで購入できる場合は、一度本の内容を確認して「知らない単語が多いけれど、知っている単語もいくつかある」程度のレベルの単語帳を選ぶのがおすすめです。
目標や目的に合ったものを選ぶ
単語帳は、自分の目標や目的に合ったものを選ぶことも大切です。
例えば、韓国旅行で使える表現を覚えたい方、韓国語の日常会話を学びたい方、TOPIKの試験対策を目的とする方では、必要となる単語がそれぞれ少しずつ異なります。
闇雲に選ぶのではなく、購入の前に韓国語学習の目標や目的を一度考えてみてください。
単語帳には種類がある!
単語帳は多くの出版社から出版されているように、レベルや目的に応じてさまざまな種類があります。
レベル別の単語帳
初級・中級・上級など、自分の韓国語レベルに合った単語を学べる
テーマ・場面別の単語帳
旅行・買い物・仕事など、使うシーンによって単語がまとめられている
イラストで覚える入門用
絵や写真を見ながら、初心者でも暗記しやすく楽しく学べる
品詞別の単語帳
動詞・形容詞・副詞など、品詞ごとにまとめられている
フレーズ型単語帳
フレーズを先に掲示し、会話表現を覚えながら単語も覚えられる
試験対策用の単語帳
TOPIKやハングル能力検定に頻出する単語を効率的に学べる
それぞれ特徴や内容が異なるため、自分のレベルや学習目的に合った単語帳を選ぶことが大切です。
入門向け!韓国語を今からスタートする人
ここからは、韓国語を完全初心者からスタートし、6級まで合格した筆者が実際に使ってみて良かった単語帳をご紹介します!
入門〜上級レベルに分けて、それぞれのレベルで単語帳を選ぶときのポイントも一緒にご紹介します。
入門レベル単語帳を選ぶときのポイント
今から韓国語学習をスタートする方や、まだハングル読むことに自信がない方は、イラストや写真付きで視覚的に効率よく覚えられる単語帳がおすすめです。
初めて外国語を学ぶ段階では、その言語の文章や単語に慣れていないため、文字だけを見て暗記するのは難しく感じることもあります。
イラストや写真などが掲載されている単語帳なら、単語とイメージ画を結びつけて覚えやすく、楽しみながら学習できますよ。
おすすめの単語帳
イラストで覚える hime式 たのしい韓国語単語帳
単語を覚えるのが苦手な韓国語初心者におすすめ
韓国語の発音と意味をゴロ合わせし、イラストと一緒に覚えられる初心者向け単語帳です。初級者が押さえておきたい単語やTOPIK初級頻出語を中心に約520語を収録。似た発音や意味を持つ単語の違いもイラストで解説されており、暗記が苦手な人でも楽しく語彙を増やせます。
韓国語入門におすすめの一冊はこちら。
ハングルを読むのがまだ難しいという方でも、楽しく効果的に暗記ができるように、インパクトのあるイラストと語呂合わせで、単語が分かりやすく紹介されています。
TOPIK I(1級・2級)で頻出する単語が、約520語程度収録されているので、これから韓国語を始める方はもちろん、「いつかTOPIKを受験してみたい」という方にもおすすめできる一冊です。
初級向け!初心者の方が始めやすい単語帳
初級レベル単語帳を選ぶときのポイント
ハングルがある程度読めるようになった初心者の方には、日常生活の中でよく使う基礎単語を、例文と一緒に学べる単語帳がおすすめです。
単語の意味だけを暗記するよりも、実際の会話ではどう使われるかを例文で確認しながら覚えることで、実践しやすくなります。
また、正しい発音やリスニング練習も同時にできるように、音声付きのものを選ぶと良いでしょう。
おすすめの単語帳
完全改訂版 キクタン韓国語【初級編】
音声を使って毎日コツコツ単語を覚えたい初心者におすすめ
ハングル能力検定試験4級レベルの672語を、リズムに乗せて覚えられる初級者向け単語帳です。1日12語×8週間のカリキュラムで無理なく学習を進められます。単語だけでなく例文や動詞・形容詞の主な活用形も音声で確認できるため、発音やリスニングも一緒に鍛えたい人に向いています。
韓国語初心者の方におすすめしたいのは、こちらの「キクタン韓国語」の初級編です。
「キクタン」は、語学学習者の間でも知名度の高い単語帳の定番シリーズで、韓国語以外にも、英語や中国語などさまざまな外国語版が出版されています。
このキクタンシリーズの最大の特徴は、リズムに乗せて「韓国語→日本語→韓国語」の順で音声を聞きながら、耳から覚えるという点です。
ハングル能力試験4級、TOPIK1・2級に相当する初級レベルの重要単語が、672語収録されていますので、試験対策にも十分対応可能となっています。
ネイティブの発音が知りたい、同時にリスニングも練習して韓国語を聞き取れるようになりたいという初心者の方にぴったりの一冊です。
中級向け!語彙力をさらに伸ばすための単語帳
中級レベル単語帳を選ぶときのポイント
初級レベルの単語がある程度身についた方は、日常会話だけでなくニュースやドラマなどで出る語彙まで学べる、中級レベルの単語帳がおすすめです。
韓国語は中級レベルまで到達すると、「単語の意味は似ているのに微かにニュアンスが違う」といったものがいくつか登場してきます。
そのため、一つの単語に関連して、類義語や対義語などが掲載されている単語帳を選ぶと、使い分けや活用の幅も広がりますので、選ぶときの参考にすると良いでしょう。
おすすめの単語帳
韓国語能力試験 TOPIK II 必ず☆でる単スピードマスター 中級1200
TOPIK3・4級の語彙を効率よく固めたい人におすすめ
TOPIKⅡの中級レベルから重要な1200語を厳選した単語帳です。30のシーン別に関連する単語がまとめられているため、語彙同士を結びつけながら覚えられます。全単語にTOPIKⅡレベルの例文が付き、類語・反意語・派生語や中級文法も学べるため、3・4級対策はもちろん5・6級を目指す前の語彙固めにも活用できます。
中級者の方におすすめしたい単語帳はこちらです!
この書籍の最大の特徴は、テーマ・シーン別に単語が分かれており、単語1語ずつに対して、類義語・対義語や関連語、派生語などが細かく掲載されている点です。
テーマは、買い物、暮らし、人間関係、身体、教育、職業…などさまざまで、全30シーンから1200語を学べます。
本のタイトル通り、TOPIK試験対策用の単語帳ではありますが、実際に使ってみて、試験対策をしながら日常生活でも使える表現がたくさん身についた一冊です。
上級向け!高級単語からTOPIK6級対策まで
上級レベル単語帳を選ぶときのポイント
韓国語上級レベルでは、ネイティブに近い自然な韓国語を身につけるために、実践的な表現を学べる単語帳を選ぶのがおすすめです。
単に上級単語を覚えるだけではなく、慣用句や四字熟語、擬音語・擬態語といった細かなニュアンスも学習できるものを選ぶと、表現の幅が広がります。
おすすめの単語帳
韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800
TOPIK5・6級に必要な上級語彙を集中的に覚えたい人におすすめ
TOPIKⅡの高級レベルで重要な800語を厳選した上級者向け単語帳です。長文読解力を養えるコラム形式の例文を通して、単語を文脈と一緒に学習できます。復習や練習問題も用意されており、慣用句・ことわざ・擬声語・擬態語まで幅広く学べるため、5・6級の語彙力を強化したい人に向いています。
こちらは、TOPIK6級に合格した筆者が、現在もなお愛用している単語帳の一つです。
この書籍は、単に上級向けの単語だけが掲載されているだけではなく、四字熟語やことわざなども収録されています。
より自然な韓国語を身につけるために必要な、擬声語・擬態語、さらに慣用句まで徹底的に学ぶことができます。
また、2〜5語程度の単語に対して、長めの例文が掲載されているので、TOPIKの読解試験対策にも役立ちます。
TOPIK6級に合格した今でもこの本で学ぶことが多く、さらに語彙力を伸ばしたい上級レベルの方にはおすすめの一冊です。
その他目的別おすすめ単語帳!
最後に、筆者が目的別で実際に愛用している単語集を2冊厳選してご紹介します。
リアルな日常会話を身につけたい方や、接客用語を学びたい方にぜひ参考にしてみてください。
日常会話を伸ばしたい方におすすめの単語帳
起きてから寝るまで韓国語表現1000
日常で実際に使える韓国語表現を身につけたい人におすすめ
起床から就寝までの日常生活を題材に、1000以上の韓国語フレーズを学べる教材です。SNSなど現代のライフスタイルに合わせた表現も豊富に収録。自然な韓国語を繰り返し聞いて口に出す学習法で、単語や文法の暗記だけでは身につきにくい実践的な会話力を鍛えられます。
日常会話でおすすめの単語帳がこちらです!
筆者も実際に愛用している一冊です。
本のタイトルの通り、朝起きてから夜寝るまでの一日の流れに沿って、日常生活でよく使われる単語がイラストと一緒に紹介されています。
また、関連する体の動きやつぶやきフレーズ、実際の会話のやりとりも含めて掲載されているため、単語だけではなく、韓国人が実際に話す自然な表現まで身につけられます。
掲載単語やフレーズがなんと1,000個以上と内容も豊富に凝縮されているので、この一冊だけでも日常生活に必要な韓国語を幅広く学ぶことができます!
接客業で韓国語を使うならこの単語帳
みんなの接客韓国語
仕事で韓国人のお客さまを接客する機会がある人におすすめ
レストラン・小売店・ホテルなどの接客現場で使える韓国語を約800フレーズ収録した実践的な教材です。接客業に携わる3000人以上の声をもとに、実際の仕事で必要になりやすい表現を厳選。フレーズだけでなく関連単語や会話例も学べるため、韓国語での接客対応力を効率よく身につけられます。
こちらの書籍は、筆者が日本のある観光地で販売業をしていた際に、使用していた本です。
当時、インバウンドのお客様の中でも韓国人の方が多かったため、しっかりと接客用語を学びたいと思ったのが購入のきっかけです。
単純に、販売職や飲食店などだけではなく、ホテル・レジャー施設・美容や医療現場におけるさまざまな接客現場を想定した単語やフレーズが掲載されています。
また、道案内やお客様の呼び出し方法、迷子や盗難などのトラブルやクレーム対応といった、実際の現場で役立つフレーズなども細かく学習できる点が役にたちました。
韓国語初心者の方や、まだハングルを読むことに自信がない方でも安心して学習できるように、カナルビ(ハングルの読み方を日本語のカタカナで表記したもの)が振られています。
まとめ
いかがでしたか?
単語帳にはさまざまな種類があるため、自分のレベルや学習目的に合わせて選ぶことが大切です。
本記事で紹介した単語帳は、どれも実際に筆者が使ってみて良かった!と感じたものばかりです。
単語帳選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

