韓国語学習者の間で、TOPIK対策書としてよくおすすめされている「合格レシピ」。
人気のベストセラー書籍なので、一度は耳にしたことがある方もいるかもしれません。
しかし、「一体どんな内容なの?」「どのように使えばいいのかわからない」「自分のレベルでも使いこなせる?」と気になっている方も多いと思います。
本記事では、TOPIK6級に合格した筆者が、実際に使用した経験をもとに、「合格レシピ」の内容や使い方、向いている人について詳しく説明しています。
また、試験対策として実際に使った筆者の感想や、おすすめポイントも正直にレビューしています。
合格レシピの購入を悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください!
合格レシピとは?
TOPIK対策書の定番!合格レシピ
韓国能力試験TOPIK2 合格レシピ
おすすめ理由
この一冊で読解・リスニング・筆記すべて勉強できます。 3〜6級別に問題が分けられているので自分の目標に合わせて学習可能です。
TOPIKの受験者の間で、定番の対策書として知られているのが「合格レシピ」です。
2019年に韓国で出版されて以来、多くの韓国語学習者に選ばれており、現在は日本国内でも購入できるようになりました。
TOPIK Ⅱの対策に特化していて、初めて受験をする方から、6級を目指す方まで幅広く対応した対策書です。
合格レシピの内容と特徴
合格レシピの内容
- 問題パターンの説明
- 問題の解き方のまとめ(黄金レシピ)
- 既出問題(過去問)と解説
- よく出る表現(ランキング式)
- 予想問題
合格レシピは、3級から6級までの等級別に、問題パターン(類型)ごとにセクションが構成されています。
各セクションでは、まず問題パターンの特徴や出題傾向を説明したあと、問題の解き方やコツを詳しく学びます。
次に既出問題(過去問)が掲載されており、実際に問題を解きながら、解答と詳しい解説を確認できるようになっています。
セクションの最後には、過去問を分析して作られた予想問題が豊富に用意されているので、学んだ内容をすぐに実践することが可能です。
また、各セクション内には、その問題で頻出する文法や表現がランキング形式でまとめられているので、効率よく学習できる構成になっています。
合格レシピの特徴
- 3〜6級の等級ごとにTOPIK IIの試験対策ができる
- 試験問題の類型ごとに学べる
- 各級ごとの模擬試験が掲載されている
合格レシピの特徴は、なんといっても3級から6級まで、各級ごとに章が分けられている点です。
自分が目標とする等級に合わせて学習範囲を決められるので、必要な内容だけをピックアップしながら、段階的に学ぶことができるのが魅力です。
また、各等級の問題類型ごとにセクションがまとめられているため、類似問題を解きながら出題傾向や解き方のコツを身につけられます。
また、各級の最後には、3級から6級までそれぞれの模擬試験が掲載されていますので、本番形式で実践練習が可能なのが大きな特徴です。
韓国語版(原書)と日本語版がある
合格レシピは、元々韓国で出版されているTOPIK対策書ですので、中身は全て韓国語で表記されています。
しかし、そんな合格レシピがついに2025年に日本語版が出版されました!
本の内容は同じですが、解説も含めて全て日本語で翻訳されているので、「まだ韓国語に自信がない…」という方や「日本語で手早く効率的に学習したい」という方におすすめです!
合格レシピに向いているのはどんな人?
初心者でも使える?
合格レシピは、TOPIK Ⅰを一度受験したことがある方や、TOPIK Ⅱの試験対策をしたい人、初級文法をある程度学んだ初中級レベルの方におすすめの教材です。
おすすめレベル
- TOPIK Iを一度受験したことがある方
- これからTOPIK Ⅱの試験対策を始めたい方
- 現在初中級レベルで、初級文法をある程度学習した方
TOPIK 3級レベルから一つ一つ丁寧に学習できる構成となっているので、TOPIK Ⅱに初めて挑戦する方でも取り組みやすい内容になっています。
しかし、合格レシピはTOPIK Ⅱの試験対策書ですので、これからハングルの読み書きや、基礎文法から学び始める完全初心者の方にとっては少し難しく感じる可能性があります。
合格までの学習手順を知りたい人
TOPIKの試験対策を始めるにあたって、「何から手をつければいいか分からない」という方にぴったりです。
合格レシピでは、各級ごとに必要な語彙・表現などが、類型問題ごとに整理されているので、目標とする等級に合格するための学習手順が分かりやすいのが特徴。
合格までに必要な学習内容や道筋を把握しやすいので、独学の方や、自分で学習計画を立てるのが苦手な方にも使いやすい対策書です。
出題形式と解き方を体系的に学びたい人
TOPIKで得点を伸ばすためには、問題をただ解くだけではなく、出題形式ごとの傾向と特徴、解答のポイントなどを理解しておくことが重要です。
合格レシピは、3級から6級までの各級で押さえておきたい類型問題と解き方のコツを整理しながら学ぶことができます。
答えの導き方を順序に沿って解説してくれるので、類型ごとに段階的に学びたい、しっかりと理解したい方に向いています。
合格レシピはどうやって使うの?
合格レシピの使い方
- 学習計画を組み立てる
- 3級レベルから段階的に学習
- 予想問題を解く
- 実践模擬試験に挑戦
- 別冊の表現集で語彙力アップ
合格レシピは、①〜⑤の順番で学習を進められるように構成されています。
ここからは、それぞれの使い方について詳しく見ていきましょう。
①学習計画を組み立てる
合格レシピには、書籍の冒頭に、6週間で一冊が終わるように組み立てられた学習計画表が用意されています。
6週間は、約1ヶ月半ですので、TOPIK試験目前でも十分に間に合うように学習スケジュールが構成されています。
また、自分で計画を立てたいという方のために、直接書き込める空欄の計画表も用意されています。
計画的に勉強を進めたいという方や、試験までもうすぐだという方は、まずは学習計画を練ってから学習を始めると効率よく試験対策ができるでしょう。
②3級レベルから段階的に学習
合格レシピは、3〜6級まで各等級ごとに章が分かれています。
そのため、3級合格を目指す方は3級の章を中心に、4級合格を目指す方は3級・4級までの章に取り組む、というように、目標とするレベルまで3級から段階的に学習していけば、十分に試験対策が可能です。
一方で、目標等級の内容だけを学習することはあまりおすすめではありません。
TOPIK Ⅱは、3級から6級までの共通の試験であるため、5級・6級に当たる上級問題は3・4級の基礎知識を土台とした応用問題として出題される場合が多く見られます。
そのため、3級から目標等級まで、基礎を積み上げるように段階的に学習していくことで、より確実に効率よく実力を伸ばしながら試験対策を進められます。
③予想問題を解く
各セクションで、問題の解き方やポイントを学んだら、最後に掲載されている予想問題を解いて実践練習を行いましょう。
合格レシピは、各級の出題形式ごとにセクションが構成されており、セクションの最後には予想問題が収録されています。
実際の過去問から分析した予想問題が豊富に用意されているので、本番に近い形式でしっかりと対策ができます。
④実践模擬試験に挑戦
合格レシピは、等級ごとに模擬試験も収録されています。
各級の全てのセクションを学習し終えたら、最後に模擬試験に挑戦して級別の総仕上げを行いましょう。
模擬試験を解いた後は、必ず採点をして、間違えた問題や理解度が曖昧だった問題はそのままにせず、確認・復習をするなど反復練習を行うことが重要です。
⑤別冊の表現集で語彙力アップ
別冊の表現集には、TOPIKに頻出する文法や慣用句、ことわざなどの表現が収録されています。
作文問題でも、そのまま書いて使えるテンプレートがまとめられているなど、かなり充実した内容となっています。
①〜④まで順番に学習したあとは、こちらの冊子を活用して語彙や表現力を強化していきましょう。
6級合格者が語る!合格レシピのおすすめポイント
筆者もTOPIK受験当時は、合格レシピを愛用していました!
以下からは、6級合格者の筆者が合格レシピで受験対策を行なった経験をもとに、おすすめポイントを詳しくレビューしていきます!
問題類型ごとに対策できる
合格レシピは、類似問題ごとに一つのセクションでまとめられているため、特に自分の不得意な領域の対策がしやすいです。
例えば、읽기(読解)の1〜2番は、一つの問題類型として同じセクションにまとめられており、「どのような問題が出題されるか」の説明と、解き方が箇条書きで簡潔に解説されているので、問題パターンがとても把握しやすかったです。
また、各セクション内には、その問題類型でよく出題される語彙・表現・文法がランキング形式で一覧になっているのが、視覚的にも分かりやすく、効率的に学習を進めることができました。
何をどの順番で学ぶべきか分かる
合格レシピは、学習すべき順番に沿ってページ構成されているので、基本的にはページを飛ばす必要なく、そのまま進めれば自然とTOPIKの全体を学べるという長所があります!
他の対策本では、읽기(読解),듣기(リスニング),쓰기(筆記)の3科目ごとに分かれて構成されている場合が多く見られます。
そのため、3科目をバランスよく学習しようとすると、各科目のページを行き来しなければならないので少し手間がかかりますよね。
その一方で、合格レシピは3級から6級までの各級ごとに、3科目を順番に学習できる構成になっているのがポイント。
筆者も合格レシピを使用していて、どの科目から取り組むべきか悩む必要がなかったですし、ページ通りに進めるだけでバランスよく試験対策ができました。
また書籍の冒頭には、学習内容と順番をまとめた「領域チャート」が掲載されています。
この「領域チャート」を確認すれば、どの内容をどの順番で学ぶべきか、一目で分かるため、学ぶべき順番が分かりますよ。
別冊の表現集が復習に使いやすい
筆者がTOPIK6級対策をする中で、最も役に立ったと感じたのが別冊の表現集でした。
頻出文法や慣用句などが一覧表で見やすくまとめられているので、特に試験直前の総復習としてたくさん活用していました。
また、쓰기(筆記)は3科目の中でも対策が難しい分野ですが、作文で使えるテンプレートも収録されているので、文章の書き出しや全体のまとめ方を確認するうえでも非常に役立ちました!
単に付録としてではなく、復習用の教材としてこの別冊を活用することで、語彙や表現力が定着したと感じました。
多くの受験者に選ばれている安心感がある
SNSなどでも、多くのTOPIK受験者がおすすめの教材として名前を挙げている合格レシピは、やはり安心感がありますよね。
筆者も、SNSで合格レシピの存在を知ったことが購入のきっかけでした。
実際に試験対策で使用してみると、内容が充実しているだけではなく、解説も分かりやすく丁寧で、多くの受験者に支持されている理由が確かにあると感じました。
TOPIK対策本をどれにしようか悩んでいる方には、ぜひおすすめしたい一冊です!
韓国能力試験TOPIK2 合格レシピ
おすすめ理由
この一冊で読解・リスニング・筆記すべて勉強できます。 3〜6級別に問題が分けられているので自分の目標に合わせて学習可能です。
まとめ
合格レシピの特徴
- 3〜6級の等級ごとにTOPIK IIの試験対策ができる
- 試験問題の類型ごとに学べる
- 各級ごとの模擬試験が掲載されている
おすすめポイント
- 問題類型ごとに対策できるので効率的
- 何をどの順番で学ぶべきかが一目で分かる
- 多くの受験者に選ばれている安心感がある
こんな人に向いています
- TOPIK Iを一度受験したことがある方
- これからTOPIK Ⅱの試験対策を始めたい方
- 現在初中級レベルで、初級文法をある程度学習した方
「合格レシピ」は、TOPIKの対策書として定番の一冊です!
筆者にとっても、この一冊で6級に合格できたと言っても過言ではないほど、試験対策に役立つ教材でした。
自分のレベルに合わせて段階的に学習できるので、TOPIK Ⅱを初めて受験する方から6級を目指す方まで、幅広くおすすめできる対策書です。
もちろん、勉強のスタイルや教材との相性は人それぞれですが、何から対策をすればいいか分からないという方や、TOPIKを総合的に学習して対策したいという方には、心強い一冊になるはずですよ。


