韓国語を勉強したいと思っても、ハングル・単語・文法のどれから始めるか迷いますよね。最初からすべてを覚えようとせず、文字と音を知り、短い言葉を覚え、自分の文を作る順番で進めると、次にやることが見えやすくなります。
筆者が韓国語に興味を持ったきっかけは、「バイリンガルの人の頭の中はどうなっているんだろう」という素朴な関心でした。当時の韓国ブームもあり、韓国へ行ったときに友達を案内できたらかっこいい。最初はそれくらい単純な理由です。
その後TOPIK6級に合格し、KOREACTを立ち上げて韓国語学習の事業を運営するとは、当時はまったく想像していませんでした。最初から順調だったわけではなく、パッチムで挫折したり、ドラマだけで覚えようとしてうまくいかなかったりしています。
この記事では、筆者の失敗とその後の学習経験をもとに、韓国語を初めて学ぶ人が独学でも迷わない勉強の順番と、最初の30日間の進め方をロードマップ形式でまとめます。今の自分に合うSTEPから始めましょう!
韓国語の勉強はこの順番で進める
初心者の韓国語学習は、次の6段階に分けて考えます。文字だけを長く続けるのではなく、覚えた単語を声に出し、短い文で使う練習を少しずつ重ねる流れです。
- 目標と毎日の学習時間を決める
旅行・会話・資格など、まず目指すものを一つ選びます。 - ハングルの仕組みと基本発音を覚える
母音と子音の組み合わせを知り、短い単語を読んでみます。 - よく使う単語とフレーズを覚える
あいさつや自己紹介など、自分が使う言葉から増やします。 - 初級文法で短い文を作る
語順・助詞・丁寧形を使い、知っている単語を文にします。 - 聞く・話す練習を毎日に入れる
短い音声を聞き、覚えた文を声に出して使います。 - 目的に合わせて学習を広げる
旅行・会話・TOPIKなど、使いたい場面に必要な力を伸ばします。
| 現在地 | 次へ進む目安 |
|---|---|
| ハングル | 見慣れた単語を一文字ずつ読める |
| 単語・フレーズ | あいさつや短い自己紹介を言える |
| 初級文法 | 「私は〜です」「〜が好きです」などの短い文を作れる |
| 聞く・話す | 覚えた表現を音で聞き分け、声に出せる |
この目安は、すべてを完璧にしてから先へ進むための試験ではありません。分からないところへ戻りながら、複数のSTEPを並行して大丈夫です。
始める前に目標と学習時間を決める
最初に「韓国語で何をしたいか」を一つ決めます。旅行で注文したい、好きな人の言葉を聞き取りたい、韓国の人と話したい、TOPIKを受けたいなど、今いちばん楽しみな目標でかまいません。
次に、毎日続けられる時間を決めます。まとまった時間を取れない日は、前日に覚えた単語を見直すだけでも学習は続けられます。まずは生活の中で無理なく開けられる時間を予定に入れてみましょう!
- 15分:ハングルや単語の復習を一つ進める
- 30分:復習に加えて文法または音声練習をする
- 60分:文字・単語・文法と聞く練習を組み合わせる
教材やアプリを一度に増やすと、選ぶだけで時間を使ってしまいます。最初は基礎を学ぶものを一つ、復習に使うものを一つに絞りましょう。
筆者の場合:もっと早くTOPIKを受ければよかった
筆者が振り返って「もっと早くやればよかった」と思うのは、TOPIKを受けることです。TOPIKという目標を置くと勉強する方向がそろい、問題を解けば、単語・文法・聞き取りのどこができていないかを具体的に認識できました。
もちろん、韓国語を学ぶ全員が資格を取る必要はありません。ただ、何を勉強すればよいか迷っているなら、基礎を学んだ後の目標として受験日と目標級を決める方法があります。
STEP 1 ハングルと発音を覚える
最初はハングルの母音と子音、文字の組み立て方から始めます。日本語のカタカナだけに置き換えるのではなく、文字を見ながら音声を聞き、まねして声に出すことも一緒に進めます。
基本の文字が分かったら、パッチムとよく出る発音変化へ進みます。すべての規則を暗記してから単語へ進む必要はありません。名前、地名、好きな食べ物など、知っている言葉を実際に読んでみましょう!
筆者の場合:5割ほど読めたら初級単語へ進んだ
筆者が最初に選んだのは、ハングルが読めるようになる初心者向けの本でした。パッチムに入ったところで一度挫折しましたが、ハングルを完璧に読めるまで文字の勉強だけを続けたわけではありません。
5割くらい読めるようになった段階で初級の単語帳へ進み、発音を聞きながら単語を覚えました。筆者の場合は、文字だけで止まり続けず、単語の中で文字と音を結びつける形で勉強を進めています。

STEP 2 基本単語と短いフレーズを覚える
ハングルを少し読めるようになったら、あいさつ・返事・自己紹介など、自分が使う単語とフレーズを覚えます。単語だけを眺めるのではなく、短い例文と音声を一緒に確認すると使う場面まで結びつけられます。
単語は一度に大量に増やさず、「昨日覚えた言葉を見直す」「今日使いたい言葉を追加する」の順で進めます。日本語と形や意味が近い漢字語も、語彙を広げる補助として活用できます。
紙の単語帳を一冊決めて進めたい場合は、初心者向けの韓国語単語帳比較から学習目的に合うものを選べます。
STEP 3 初級文法で自分の文を作る
単語が少し増えたら、韓国語の語順、助詞、丁寧形、否定、過去形など、初級文法を一つずつ学びます。文法用語だけを覚えるのではなく、その日に覚えた単語を当てはめて、自分のことを表す短い文を作ります。
たとえば「私は会社員です」「コーヒーが好きです」のように、すぐ使える内容から始めます。一つの文法で例文を二つか三つ作れたら、次の文法へ進みましょう!
STEP 4 聞く・話す練習を始める
聞く・話す練習は、基礎がすべて終わるまで待たなくて大丈夫です。学んだ単語や文法の音声を聞き、同じ速さとリズムを意識して声に出します。最初は一文だけでも、覚えた韓国語を実際に使う時間を作ります。
筆者の場合:基礎なしでドラマから始めるのは難しかった
筆者は、ドラマを見て韓国語を勉強しようとしたこともあります。しかし、ハングルも基本文法も分からない段階では、筆者にとって学習として成立しませんでした。
「ドラマを見ていたら韓国語を覚えた」という人もいますが、その方法を初心者が同じように再現できるとは限りません。基礎がない段階でドラマだけを教材にするのはおすすめしません。まずハングル・基本単語・初級文法を進め、ドラマは覚えた表現を見つける実践として使います。
- 短い音声を一度聞き、分かる言葉を探す
- 文字を見ながらもう一度聞く
- 音声をまねして声に出す
- 単語を入れ替えて自分の文にする
一人で声に出すことに慣れたら、言語交換で短いメッセージを送る方法もあります。知らない人とのやり取りでは、個人情報を載せすぎず、サービスの安全機能を確認しましょう。

最初の30日間は基礎と実践を組み合わせる
最初の1か月は、次のように週ごとの中心を変えます。前の週に学んだことをやめるのではなく、復習しながら新しい練習を一つ足していくメニューです。
| 期間 | 学習の中心 | 毎日のメニュー例 |
|---|---|---|
| 1週目 | ハングルと音 | 母音・子音を覚え、短い単語を音声と一緒に読む |
| 2週目 | 基本単語とフレーズ | 前日の復習をして、あいさつや自己紹介の言葉を追加する |
| 3週目 | 初級文法 | 語順・助詞・丁寧形を学び、自分の短い文を作る |
| 4週目 | 聞く・話す | 短い音声を聞いてまねし、1か月分をまとめて復習する |
進み方が速い日は先へ進み、忙しい日は復習だけにしてもかまいません。30日後に「読める文字」「言える表現」「聞き取れる言葉」が何かを振り返り、次の1か月で伸ばすものを一つ決めましょう。
目的に合わせて次の学習を選ぶ
基礎を進めながら、韓国語を使いたい場面の練習を足します。目的が変わったときは、ロードマップの最初からやり直すのではなく、必要な分野へ枝分かれします。
旅行や日常生活で使いたい
買い物、金額、時間、日付を理解するには数字の使い分けが必要です。旅行でよく使う場面と一緒に、韓国語の数字と数え方を確認しましょう!
TOPIK合格を目指したい
資格を目標にする場合は、試験日と目標級を決め、単語・文法と過去問を組み合わせます。TOPIK I・IIの違いから科目別対策まで、次のロードマップで確認できます。

独学で進みにくいときは学習手段を選ぶ
独学で止まりやすい理由は人によって違います。今足りないものを一つ決めてから、アプリ・参考書・教室を選びます。同じ役割の教材を何個も増やさないことが大切です。
毎日の復習を続けたい
通勤や休憩中に短く復習したい人は、勉強したい分野と使いやすさからアプリを比較します。

一冊で順番に学びたい
説明を読みながらノートへ整理したい人は、今のレベルに合う参考書を一冊選びます。

学習のサポートを通じて発音や会話を確認してもらいたい
一人では発音の違いが分からない、会話練習の予定を作りにくい場合は、授業形式や料金を比較して教室を選びます。

※掲載しているアプリには自社サービスが含まれます。教材・教室の記事にはアフィリエイトリンクを含む場合があります。
今日から韓国語の勉強を始めよう
韓国語の勉強は、目標を決め、ハングルと発音、基本単語、初級文法、聞く・話す練習の順で進めます。すべてを完璧にしてから次へ行くのではなく、覚えたことを短い文と音で使いながら広げていきます。
まだハングルを読めない人はSTEP 1から、文字を読める人は単語や初級文法から始めます。まず今日の学習時間を決め、最初に取り組む内容を一つ予定に入れてみましょう!






