TOPIK Iでは、「時間が足りない」「読解の後半まで解き切れない」と悩む人も少なくありません。聞き取りは音声に沿って進みますが、読解は自分でペースを管理する必要があります。本記事では、日本で実施されるPBT(紙の試験)を中心に、듣기(聞き取り)・읽기(読解)それぞれの時間の使い方と、最後まで解くための目安を分かりやすく解説します。
TOPIK Iの試験時間
TOPIK IのPBTは、듣기30問と읽기40問を、休憩なしの100分で解く試験です。듣기は40分、읽기は60分のため、特に읽기の時間配分を事前に決めておくことが重要です。
| 区分 | 開始 | 終了 | 試験時間 |
|---|---|---|---|
| 듣기 | 10:00 | 10:40 | 40分 |
| 읽기 | 10:40 | 11:40 | 60分 |
TOPIK Iは1級が総合80点以上、2級が総合140点以上です。目標級にかかわらず、分かる問題を先に取り、空欄を残さない進め方を決めておきましょう。
なお、IBTはPBTと構成が異なります。現在のTOPIK I IBTは、듣기26問・30分、읽기26問・40分の合計70分です。この記事の時間配分はPBT向けなので、受験方式を確認してから練習しましょう。
TOPIK IIの時間配分は、以下の記事で詳しく解説しています▼

TOPIK I 읽기の時間配分
읽기は40問を60分で解きます。1問あたりの平均は1分30秒ですが、すべての問題に同じ時間を使う必要はありません。前半を早めに進め、文量が増える後半と見直しに時間を残します。
次の表は公式の指定ではなく、模試で試すための時間配分例です。
| 問題番号 | 所要時間 | 通過タイム | 進め方 |
|---|---|---|---|
| 1〜10番 | 10分 | 10:50 | 前半の短文は正確さを優先する。 |
| 11〜20番 | 12分 | 11:02 | 判断が揺れたら印を付けて進む。 |
| 21〜30番 | 15分 | 11:17 | 長く考え込まず次へ移る。 |
| 31〜40番 | 18分 | 11:35 | 未解答を作らず最後まで埋める。 |
| 見直し | 5分 | 11:40 | 空欄と解答欄のずれを確かめる。 |
ポイントとしては、以下です。
- 1〜20番は22分を目安に進める。
- 迷った問題は90秒を目安にいったん保留する。
- 最後の5分は空欄とマークずれを優先して確認する。
たとえば11:02の時点で20番まで進んでいなければ、迷っている問題をいったん保留にします。現時点で最も近い答えを選び、問題番号に印を付けて次へ進みましょう。
1級を目指す場合は、難しい問題に長く粘るより、前半の取りこぼしを減らして全問に解答することを優先します。2級を目指す場合は、最初の20問を22分ほどで通過し、31〜40番と見直しに23分を残す形から試しましょう。
TOPIK I 듣기の時間配分
듣기は音声に沿って進むため、읽기のように問題ごとの時間を自由に変えられません。自分で管理できるのは、音声が流れる前に何を見るかと、迷ったあとにどう切り替えるかです。
| タイミング | やること | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 音声の前 | 選択肢の違いを先に見る | すべてを日本語へ訳す |
| 音声の途中 | 人・場所・時間・行動を聞く | 聞き逃した一語を追い続ける |
| 解答するとき | その場で答えを選ぶ | 前の問題を考え続ける |
ポイントとしては、以下です。
- 選択肢は「何が違うか」を先に見る
- 迷っても仮の答えを選び、次の音声へ集中する
- 聞き逃した1問を引きずらない
「あとで思い出して選ぼう」とすると、次の音声を聞きながら前の問題を考えることになります。1問ごとに気持ちを切り替える練習も、듣기の時間管理に含まれます。
TOPIK Iで時間が足りない人の原因と対策
TOPIK Iで時間が足りなくなる主な原因は、次の3つです。
- 読解の前半に時間をかけすぎてしまう
- 難しい1問で止まってしまう
- 見直しとマーク確認の時間を残していない
練習では、まず10問ずつ時間を計り、次に읽기40問を60分で解きます。最後に듣기から100分通して、休憩なしで集中できるか、マークにずれがないかまで確認しましょう。
復習を正誤の確認だけで終わらせないことも大切です。遅れた理由を「語彙」「再読」「選択」「記入」の4つに分けてメモし、次の模試では該当区間だけ1〜2分調整しましょう。
本番形式の問題演習に使う教材
時間配分を決めたら、듣기から읽기まで本番と同じ流れで解ける問題集を用意しましょう。TOPIK I向けの教材を比較できます。

まとめ
TOPIK IのPBTは、듣기40分と읽기60分の合計100分です。듣기では選択肢の先読みと問題ごとの切り替えを意識し、읽기は10:50、11:02、11:17、11:35を確認時刻にします。最後の5分をマーク確認に残せるよう、模試の段階から同じ配分で練習しましょう。







